審査員:高橋ツトム氏総評
短編を描くということは、一瞬を切り取ることだ。キャラクターや空間には、それぞれ前後する時間が膨大にある。今回選考をさせてもらって、この前後の時間というのが、どれだけ考えられてるかが短編を輝かせるキモなんだと再認識した。好意をもってる異性に、自分の産まれた時から死ぬまでを語るなんてのは逆にマイナス。その人間の過去と未来を感じられるよう表現できたら、興味を持たれるんだと思う。今回の選考会は、楽しく、自分にとっても勉強になる新人賞でした。
高橋ツトム
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