Q音楽にお芝居に幅広く活躍している加藤さん、『恋極星』は初めての恋愛映画なんですね。今回の出演をどう受けとめましたか?
Aはい。今まで演じたどの役よりも人の心に届くように、いい作品にしなくてはと思ったんです。台本が素晴らしくて、読んで正直、泣きそうになりました。演じる者として使命感みたいなのをすごく感じましたね。
Q颯太を演じて、大切にしたのはどこでしょう? 共感したところは、ありますか?
Aもし自分が颯太だったら?といつも考えていました。菜月の前から去ってしまうかもしれないというところで、どうすれば彼女が幸せになるのか、その葛藤が僕自身にもあって。僕だったら最初からすべて打ち明けるだろうと思いました。でも残される者のつらさとか、自分は何をしてあげられるのかと考えたら、颯太の心情がよくわかったし、彼なりに苦しんだ末の決断だと思ったんです。颯太の菜月を想う気持ちに、とても共感できました。
Qそんな菜月のどこに一番魅力を感じますか?ご自身と颯太の視点から教えてください。
A僕は颯太とまったく同じで、彼女の一途で一生懸命なところです。恋する人のためにあそこまでできる人はいないだろうと思うほど。一本筋が通った人は素敵だなって思いました。
Q菜月を演じた戸田恵梨香さんの印象は?
A初対面でしたが、キャリアも豊富だし、すごく芝居への探求心がある女優さんだと思います。監督ともよく話して、作品に入り込んでいました。僕も負けてられないと(笑)。北海道の土地柄もあり、撮影を重ねるごとにうち解けて、楽しく仲良く共演できました。
** プロフィール **
1984年10月7日生まれ。ミュージカル「テニスの王子様」でブレイク。人気ミュージシャンであり、最近は俳優としても舞台、テレビ、映画等で幅広く活躍する。ドラマは「仮面ライダーカブト」「ホタルノヒカリ」ほか、映画は『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』ほか多数。
Q好きなシーンや台詞を教えて下さい。
A後半に出てくる、菜月と弟の大輝と3人で過ごした日々が何枚か写真のように入っているシーンです。家族という感じがして、あったかくなりますね。台詞は、菜月に「ずっと笑ってろよ」と言う、声だけのラストの言葉を一番大事にしました。声だけでどれだけ伝えられるかなって、難しかったんですが、自分の感情すべてを言葉にのせました。終わって、気がついたら泣いていました。
Q観ていて本当に胸を揺さぶられるシーンです。最後に、映画のみどころを教えて下さい。
A障害を乗り越える恋愛は、僕も含めて実際には経験がない人も多いと思います。でも背負う何かがあって成り立つ恋があり、そのつらさも相手と共有するからこそ、一緒に育んでいける愛がある。お互いに支え合って、相手のことがもっと大切に思えてくる。そういうところを多くの人々に観て、感じてほしいと願っています。
3月14日よりシネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!!
詳しい情報は公式サイト: http://www.koikyoku.com/ から!
(C)2008ミツヤオミ/講談社・「恋極星」製作委員会
出演=戸田恵梨香、加藤和樹ほか/監督=AMIY MORI/配給=日活