昭和元禄落語心中(2)

著:雲田 はるこ
定価:671円(本体610円)

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。 
娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。 
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が
忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。 
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!


惚れ抜く八雲師匠の芸だが,オイラにゃできねぇ、気づき始めたこの与太郎。小夏の父ちゃん・亡き助六のすげぇ落語に取りつかれ、迎えた師匠の独演会、やっちゃいけねぇヘマをした。破門と言われた与太郎と、与太をかばう小夏の二人に、師匠が語る約束の噺たぁ……!? 与太郎放浪篇から八雲と助六篇へ。「長ぇ夜になりそうだ――」

昭和元禄落語心中(2)

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る