政談

原作:荻生 徂徠 著:近藤 たかし
定価:660円(本体600円)

「忠臣蔵」の赤穂浪士の処遇に困った幕府が頼った知恵袋・荻生徂徠の言葉を集めた『政談』。その内容は悪魔的な統治術であり、その存在は門外不出とされ、幕府倒壊後の1868年に出版されるまで世に明らかにされることはなかったのです。その教えが2055年によみがえる。人口減、産業の衰退などにより危機に直面した日本が取った選択は、完全無欠のコンピューターによって政策を決めることだった。「同業者は同じ場所にすむこと」「無職の禁止」。びっくりの施策の数々に翻弄されるロックミュージシャンの恋の行方は? 自由に生きるか。そこそこで満足するか。人間存在の根幹に迫る近未来SF儒学!


目次
一。国を治める方法の根本
二。取り締まりの事
三。譜代者のこと
四。せわしい風習を改める
五。荻生徂徠
六。武家の旅宿を改める
七。「主」と「客」を正す
八。才徳を見分けること
九。人材登用のこと
十。あなたはSORAIを信じますか




人口減、産業の衰退などにより危機に直面した日本が取った選択は、完全無欠のコンピューターによって政策を決めることだった。「同業者は同じ場所にすむこと」「無職の禁止」。びっくりの施策の数々に翻弄されるロックミュージシャンの恋の行方は? 自由に生きるか。そこそこで満足するか。人間存在の根幹に迫る近未来SF儒学!

政談

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