特上カバチ!!-カバチタレ!2-(20)

著:東風 孝広 原作:田島 隆
定価:586円(本体533円)

「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。


波田依子は元彼の槍田遊也に、交際中に貸した50万円の返済を要求するが、とり合ってもらえない。依子はお金を取り返してほしいと住吉に依頼。男は住吉の前に出るとヨリを戻したいと殊勝に語るが、実は新しい女がいてヨリを戻す気も金を返す気もまったくなかった。カス屑オトコの人間性を見抜けなかった住吉。怒りとともに槍田を徹底的に追い詰める!

特上カバチ!!-カバチタレ!2-(20)

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