現在発売中の「ザ デザート11月号」で、『約束─オッパイをとったカレシ。II─』を描き、
表紙にも登場された芹沢由紀子さんに、今回はお話を伺ってきました!
今回の『約束─オッパイをとったカレシ。II─』は、大ヒット作の新作ということでしたが、どんな気持ちで描いていますか?
【芹沢さん】:
また同じテーマで、かつ前作からリアルに10年後という設定で再び作品を手がける機会を頂いて、大変光栄です。ストーリーを作るのは大変だったけど、協力してくださった方々のおかげで、非常に楽しく制作しています。
今回は前作をさらに上回る前後編合計193ページの大長編。
どうやって、最後まで集中力やテンションを維持しているんでしょう?
【芹沢さん】:
面白い質問ですね〜(笑)。
まずは、私のGID(性同一性障害)の方たちに対する愛でしょうww
やはり、おかまさんやおなべさん、セクシャルマイノリティーの方たちのことが、ハンパなく好きなのでしょう。実際ジブンも多少オトコが入ってる気もするし。
7年ぶりに性同一性障害を描くにあたって、変化を実感するようなことって何かありましたか?
【芹沢さん】:
まず、当事者が10年前より明るい。
やはり、戸籍が変えられるようになったので、実際に戸籍を変えた方に多く出会いました。
そして、若者は特に、10年前よりは情報や選択肢が多いので、以前の様な根暗でネガティブな部分はあまり感じず、全体的に明るい先行きを感じます。
そして、取材対象の方たちが私より年下になっている…(私が歳を食ったというだけの話ですが…)
ちなみに…7年前と今、自分自身で変わったなーと思うことはありますか?
【芹沢さん】:
実際に作品を発表したのは7年前でも、作品の準備を始めたのは10年前。
その頃 は私もいきがった20代の若者だったので、世間に対するGIDへの偏見に反発する気持ちの反動で、『手術、ホルモン治療、 カミングアウト、大賛成!みんなもっとやりたい放題にやれば良い!』と、過激に彼らの変容を煽るスタンスだったような気がします。
でも今はオトナになったので(当時よりは)、いろんな事情や様々な人々の多様な人生と生き様を尊重できるようになりました。
なにはどうあれ、カミングアウトしてもしなくても、治療をしてもしなくても、それぞれ事情が異なる皆さんが、みんな自分らしく、のびのびとはつらつと人生を楽しめればいいなぁと思います。
7年前の『オッパイをとったカレシ。』発表後、全国からものすごい数の手紙が届いていましたが、今でも忘れられないものってありますか?
【芹沢さん】:
多くのお手紙を頂きました。どれも全部印象的でした。
たくさんの方が、勇気と感動をもらえたと言ってくれました。
が、交流のあったとある読者さんがその後に自殺をされて、残念な想いをしました。 けっしてGIDだったことだけが、彼の自殺の原因ではないのですが、この作品をきっかけにして知り合い、少しでも彼を励ますことが出来て幸せだったかもしれませんが…。次の人生では、のびのびと生きてほしいと思っています。
それから、今回取材で訪れた大阪のオカマのショーパブのホステスさんが、私の漫画を読んだことがあるといってくれて嬉しかったです。
そういう体験がぐっと増えた7年間でした。
今回にかぎらず、今まで取材した中でいちばん面白かったor印象に残ってる取材は?
【芹沢さん】:
毎回取材はとても楽しいです。
ネームの締め切りが迫っているのにまったくストーリーが出来てなくて、泣きながら千葉県の木更津(当時の連載の舞台だった)を一人、レンタカーで爆走し、ギリギリで話を思いついたりとか、川崎タツキさんという、元覚せい剤中毒者だったのに今はプロボクサーになっていらっしゃる(現在は引退されました)方との出会いとか、話がすべて壮絶で、鮮烈でした〜。
今後、取材をしてみたいと思ってる題材や場所ってありますか?(理由も教えてください)
【芹沢さん】:
今、食や酒に興味があるので、飲食業の世界をもっと探求してみたいですね。
奥が深いんですよ。
今までは飲食は我々の身近に有りすぎて、逆に「フツーじゃん」とか言って、興味を持てなかったし、もっと特殊な異色な世界にばかり目が行ってました。
だけど今は、飲んだり食べたりを興味をもって楽しんでいます。
ではでは、『約束─オッパイをとったカレシ。II─』後編の展開・見所を教えてください!
【芹沢さん】:
ハルヒとあおいちゃんの恋の行方ですかね?
友達だった2人が、どうやって恋愛をするのかって所です。
後編は今がんばって描いているところです。お楽しみに!!
芹沢由紀子の大人気KC『オッパイをとったカレシ。』の試し読みは>>コチラ
【芹沢さん】:
また同じテーマで、かつ前作からリアルに10年後という設定で再び作品を手がける機会を頂いて、大変光栄です。ストーリーを作るのは大変だったけど、協力してくださった方々のおかげで、非常に楽しく制作しています。
今回は前作をさらに上回る前後編合計193ページの大長編。
どうやって、最後まで集中力やテンションを維持しているんでしょう?
【芹沢さん】:
面白い質問ですね〜(笑)。
まずは、私のGID(性同一性障害)の方たちに対する愛でしょうww
やはり、おかまさんやおなべさん、セクシャルマイノリティーの方たちのことが、ハンパなく好きなのでしょう。実際ジブンも多少オトコが入ってる気もするし。
7年ぶりに性同一性障害を描くにあたって、変化を実感するようなことって何かありましたか?
【芹沢さん】:
まず、当事者が10年前より明るい。
やはり、戸籍が変えられるようになったので、実際に戸籍を変えた方に多く出会いました。
そして、若者は特に、10年前よりは情報や選択肢が多いので、以前の様な根暗でネガティブな部分はあまり感じず、全体的に明るい先行きを感じます。
そして、取材対象の方たちが私より年下になっている…(私が歳を食ったというだけの話ですが…)
ちなみに…7年前と今、自分自身で変わったなーと思うことはありますか?
【芹沢さん】:
実際に作品を発表したのは7年前でも、作品の準備を始めたのは10年前。
その頃 は私もいきがった20代の若者だったので、世間に対するGIDへの偏見に反発する気持ちの反動で、『手術、ホルモン治療、 カミングアウト、大賛成!みんなもっとやりたい放題にやれば良い!』と、過激に彼らの変容を煽るスタンスだったような気がします。
でも今はオトナになったので(当時よりは)、いろんな事情や様々な人々の多様な人生と生き様を尊重できるようになりました。
なにはどうあれ、カミングアウトしてもしなくても、治療をしてもしなくても、それぞれ事情が異なる皆さんが、みんな自分らしく、のびのびとはつらつと人生を楽しめればいいなぁと思います。
7年前の『オッパイをとったカレシ。』発表後、全国からものすごい数の手紙が届いていましたが、今でも忘れられないものってありますか?
【芹沢さん】:
多くのお手紙を頂きました。どれも全部印象的でした。
たくさんの方が、勇気と感動をもらえたと言ってくれました。
が、交流のあったとある読者さんがその後に自殺をされて、残念な想いをしました。 けっしてGIDだったことだけが、彼の自殺の原因ではないのですが、この作品をきっかけにして知り合い、少しでも彼を励ますことが出来て幸せだったかもしれませんが…。次の人生では、のびのびと生きてほしいと思っています。
それから、今回取材で訪れた大阪のオカマのショーパブのホステスさんが、私の漫画を読んだことがあるといってくれて嬉しかったです。
そういう体験がぐっと増えた7年間でした。
今回にかぎらず、今まで取材した中でいちばん面白かったor印象に残ってる取材は?
【芹沢さん】:
毎回取材はとても楽しいです。
ネームの締め切りが迫っているのにまったくストーリーが出来てなくて、泣きながら千葉県の木更津(当時の連載の舞台だった)を一人、レンタカーで爆走し、ギリギリで話を思いついたりとか、川崎タツキさんという、元覚せい剤中毒者だったのに今はプロボクサーになっていらっしゃる(現在は引退されました)方との出会いとか、話がすべて壮絶で、鮮烈でした〜。
今後、取材をしてみたいと思ってる題材や場所ってありますか?(理由も教えてください)
【芹沢さん】:
今、食や酒に興味があるので、飲食業の世界をもっと探求してみたいですね。
奥が深いんですよ。
今までは飲食は我々の身近に有りすぎて、逆に「フツーじゃん」とか言って、興味を持てなかったし、もっと特殊な異色な世界にばかり目が行ってました。
だけど今は、飲んだり食べたりを興味をもって楽しんでいます。
ではでは、『約束─オッパイをとったカレシ。II─』後編の展開・見所を教えてください!
【芹沢さん】:
ハルヒとあおいちゃんの恋の行方ですかね?
友達だった2人が、どうやって恋愛をするのかって所です。
後編は今がんばって描いているところです。お楽しみに!!
芹沢由紀子の大人気KC『オッパイをとったカレシ。』の試し読みは>>コチラ


講談社にてネーム合宿中の
デスクの上の図。毎日孤独な
作業が延々と続いた…
漫画家とは、孤独な職業なり。

大阪のショーパブの
美しきおかまさんたち。
ゆうこさん(左)が好みのタイプでした。

ヘアショーでのウィッグ
(ヘアカラー)の検定風景。
壮観…。

今回の主役、ハルヒのモデルにも
なってくれた美容師さん。
後姿がキマってます!!