内容紹介
世界の市場価値を左右するワイン評論家・神咲豊多香がこの世を去り、時価20億円を超えるワインコレクションが遺された。その頂点に立つ最上の一本こそが『神の雫』であるーー。彼が選んだ12本のワイン『使徒』と『神の雫』の銘柄、および生産年を言い当てた者のみが、遺産を手に入れることができるのだ。この『使徒』対決に実の息子・雫と養子である一青が挑む!
目次
- 百の花の香り
- 豊潤な大地への祈り
- 重厚にして繊細なる女王
- ベッドの上は目覚めの香り
- それはブルゴーニュの神様
- 苺畑で逃げてゆく乙女
- 公園でテイスティング
- この神の恵みを両手に抱いて