南の楽園・イルコパ王国で日本国防軍は唯一の在外基地を秘密裏に運営していた。最新鋭戦術兵器”人型(ヒトガタ)”の研究開発部隊「第八○八技術試験中隊」を含むイルコパ基地である。基地には人型パイロットとして若い士官が集められていた。彼らは戦闘特性により「指揮官科」「突撃兵科」「狙撃兵科」に分けられ、養成される。物語は訓練を修了した各科より一名ずつ、計三名で1チームを編成するところから始まる!
日本国防軍の秘密兵器「人型」。その試験部隊の少年少女たちは、戦地となった南洋の楽園に取り残されてしまう。祖国に見捨てられた彼らは“ブリキの旅団”を名乗り、<戦争への介入>を決断した。すべては生き残るために。そして背負うには重すぎる、血と殺戮の戦場の現実に直面する。だが彼らの「人型」には、他を圧倒する性能があった!
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