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ツレビト

“連人=ツレビト”それは天使も死に神も存在しない、生と死がわずかに交差する“間(はざま)”の世界で彷徨う魂を“死”の世界へ通じる門へ連れて行く「導き手」。想いを残したまま“死”の門をくぐれなかった魂が“間”の世界に留まり続けるための方法、それが“連人”。だが一定期間以内に誰かを“門”まで送り続けなければ、心を無くしただ漂うだけの存在“バケビト”に成り果ててしまう。交通事故で命を落とした少女・摩子は恋人になったばかりの幼馴染みの隼人のそばにいたいという想いから“連人”となるが‥‥。