この剣が月を斬る(2)

著:堀内 厚徳
定価:472円(本体429円)

沖田宗次郎(沖田総司)、9歳。父親のいない少年は剣術道場「試衛館」に預けられ、兄弟子・嶋崎勝太(近藤勇)と運命的な出会いをする…。後に歴史上最強の剣客集団「新選組」を結成する少年達の涙と絆の青春時代。彼らは決してスーパーヒーローではなかった。何者でもない自分に悩み、社会に打ちのめされ、それでも仲間と共に夢を見た。この物語は「時代劇」ではない。一歩を踏み出せずにいる全ての少年達に贈る、「君の物語」。


嶋崎勝太や土方歳三ら、(決して模範的な人間とは言えない)兄弟子達と出会い、自分の居場所を見つけられた沖田宗次郎。そんな時、謎の革命家・吉田松陰の出現が宗次郎の心を再びかき乱す…。藤堂平助や斎藤一ら、宗次郎と同世代の剣士も登場し、ますます濃密になる人間模様。名も無き“ハンパ者”達が、社会に爪跡を残すべく剣を抜く。この物語は「時代劇」ではない。退屈な毎日にため息をつく全ての少年達に贈る、「君の物語」。

この剣が月を斬る(2)

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