空手小公子　小日向海流（２７）

東京近郊Ｋ市、嶺南大学。体操でオリンピックを目指していた小日向海流は、上級生のイジメにあい挫折、鏑木流の全国王者・武藤竜二に誘われるがまま第二空手部に入部する。空手に何も興味のなかった小日向だが、仲間を得、武藤の力を目撃するうちに、次第に空手の強さに魅了されていく‥‥。そして沖縄での猛稽古を終えた小日向は、いまだ緑帯ながら全国大会予選に出場することになった！


頂上対決、実現！！中量級最強、ムエタイの絶対王者サーマート。頂点に立つ男を目指し、小日向、伊吹ら空手家たちの熱き挑戦は続く。そして今……彼らの先陣を切り、日本最強・濱田カオルが世界一（てっぺん）に挑む――！！