新装版 沈黙の艦隊(5)
日本は「やまと」を独立国家と認め、二ヵ国間の友好条約を結ぼうとしていた。竹上総理が海江田に提示した条件は、「やまと」が自衛隊の指揮下に入ること。それは、世界から敵視される「やまと」を守り、日本も巻きこんだ戦争から回避するための奇策、その一環だった。日本の懐柔を放棄した米大統領ベネットは、修繕中で行動不能の「やまと」を米第七艦隊によって包囲した。防衛にあたるのは、深町率いるディーゼル潜「たつなみ」一隻。そして戦端は開かれる。後に“東京湾海戦”と呼ばれる日米潜水艦戦の……!!
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