デラシネマ(3)
日映の大部屋俳優・宮藤武晴は、ようやく現場復帰して目立つチャンスを狙うものの、回ってくる仕事はセリフも立ち回りもない役ばかり。一方、フォース助監督・風間俊一郎は、第5のスターとして迎えられた市岡光春と御大・市岡歌蔵が共演する大娯楽時代劇で、俊英・高羽監督の下につくことになった。──スターと大部屋俳優、俊英監督とフォース助監督、そこには大きな壁が立ちふさがっていた!
書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。