ベイビー・ワールドエンド(4)<完>
優しい柴犬・ポチは、友達のいないゆー子ちゃんを想って、流れ星に願います。「僕がもしも人間だったら、君は一人じゃないと伝えられるのに‥‥」 でも、夏祭りの夜、孤独なゆー子ちゃんが星に願ったのは、二度と取り返しのつかない、世界一残酷な願いだったのです‥‥。
運命の8月1日、「夏祭り」の夜。星空からは無数の稲妻が落ち、次々と街を焼き尽くしていく。予告通り、星の女王(=ゆー子ちゃん)の手による世界崩壊が始まった。街も人も消えていき、ついには女王自身さえも‥‥。それでも、ゆー子ちゃんに伝えたい気持ちがある。滅びゆくこの世界に、ポチの歌が響き渡る!
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