嗤う石(3)<完>
「死んでしまえ」と願った時、最悪な世界が始まった‥‥。
才色兼備の姉に劣等感を抱く孤独な高校生、棗田 陽(なつめだ あたる)。不良たちにからまれても、何も言えずただ黙るだけの陽に対し、クラスメイト・韮崎(にらさき)は、願い事が叶うという[願解石]を授ける。石を手にした陽は、強く願ってしまう‥「お前らなんか死んでしまえ」と‥‥。
棗田 陽と同級生・太田の前に突如現れた二人組、神楽木と螢…。神楽木は、街全体に邪悪な結界を張り時を止め、螢は、陽と太田に襲いかかる━━。その窮地を救ったのは、陽が以前、遊園地で出会った謎の男・惣介だった! 不思議な石[願解石]を巡る漆黒のゴーストホラー、完結!!
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