呪街(4) <完>

著:惣本 蒼
定価:660円(本体600円)

ただそう願うだけで、人を殺傷せしめる力、呪力。超能力とも違う、人間を害するためだけの呪力は生まれながらに、あるいは突然なんの脈絡もなく発症する。呪力を発症した人間は、社会に致命的な害を与えるので、行政の方針で地図にない街・月ノ見村、通称「呪街」へ集められる。そこでは呪力者同士の戦いが繰り広げられ、今日も新しい呪力者が訪れる。これは、笠音(かさね)と優愛菜(ゆあな)、2人の少女の呪力者を中心に呪力者たちの戦いを描いた物語である!



ある日、呪力を発症してしまった優愛菜。困惑する優愛菜は呪街のことを告げられ 徒歩で向かうよう言われる。一方、呪街で最強四天王として君臨する笠音。笠音は新しく呪街へ来た少年・碁石を自宅へ誘う。笠音と優愛菜、呪街に君臨する者と呪街を目指す者、2人の少女を主人公にした、同時進行する物語。笠音は父親への復讐という宿願を果たし、優愛菜は追いつめられた末についに呪街へ着く。2人が出会うとき、何が起こるのか!

呪街(4) <完>

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