カラミティヘッド(2)<完>
西暦2036年、北アイルランドは英国の勢力下を離れ独立しようとしていた。考古学学徒にして刑事であるレーチェル・ブラックは大学准教授霧島八重子から謎めいたメッセージを託される。だがその直後八重子は首無し死体として発見された。それは古代と未来の間をつなぐ、大いなる事件の始まりだった!『終戦のローレライ』の虎哉孝征の放つ、考古学ミステリーアクション!
「生きている首」となった霧島八重子とベルファストの刑事レーチェル・ブラックは北アイルランドの軍艦ブライアン・バルに逃げ込む。だがレーチェルは 再びベルファストに向かう。尊敬する恩師のため、UGI本社の地下に秘匿されているとされる「王の首」を目指し進むことに決めたからだ。その「王の首」とは人類の在りかたすら変える力を持つ存在であることが明らかになり、それをめぐり最後の戦いが始まろうとしていた!
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