雪月記(3)

著:猪熊 しのぶ 原作:山上 旅路
定価:639円(本体581円)

時は中世、舞台は北方。不可避の未来が「視えてしまう」美貌の軍師、照遠緋乃(てるとおひの)。そして視えてしまった破滅の時まで、あと二年――!
戦乱の時代。山中深くに孤立しながら、理想郷のごとく豊かな村「照遠」。その地には、法外な報酬のかわりに常勝をもたらす異能の軍師「緋乃」が君臨している。だが、当の緋乃は、未来を知ることはできても操ることはできないのだ。必死に「軍師」を演じながら、この酷薄な時代を村ごと生き残るべく、ひとり闘う緋乃の悲運とは! 圧巻の大河時代劇!


不可避の未来を視る力“浄天眼”。その能力を駆使する軍師・照遠緋乃のもとに、港町「蕃海」より軍師依頼の書状が届けられた。この町は緋乃が生まれ育った町であり、懐かしくも苦い思い出の地だった。一方、遠く離れた照遠では、緋乃すら知らない過徒の正体が明かされつつあった。滅ぶ運命にある照遠の里と深いかかわりを持つ過徒の思惑とは? そして緋乃がたどる道行きの果てに待つものとは――。

雪月記(3)

書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。

書店在庫を見る

オンライン書店で見る