サムライ・ラガッツィ 戦国少年西方見聞録(7)

著:金田 達也
定価:472円(本体429円)

時は天正十年、戦国の世。異なる形で夢を追う主従2人が、天正遣欧使節に参加し、世界を舞台に活躍する!
主・播馬晴信:九州の小国の元領主。世界の全てを知りたい15歳の少年。一目で人や物との距離を把握する“測量の見切り”を使い、“萬國大百科”の完成を目指す。
従者・桃十郎(朧夜叉):伊賀最強を誇った忍び。「日本最強の男(=信長)を自分の手で斬る」という夢を、本能寺の変により失う。晴信を殺しにきたが、逆に晴信に一年だけ仕える約束を結んだ。燻った「最強」への夢の続きを、「世界」に見る――!


ホンサワディー皇太子が、大軍を引き連れてアユタヤに侵攻した。迎え撃つはナレスワン王子率いるアユタヤ軍。両軍がまさにぶつからんとするその時、晴信の秘策が炸裂! 戦で一人の死者も出さぬように、晴信はお互いの国を代表した者達だけの「決闘」を提案する。晴&桃&ナレスワンと、皇太子と2体の手下による、3対3の国を懸けた戦いが始まった! 途中、桃十郎と離れて独り戦う事になった晴信に、絶体絶命の危機が迫る!!

サムライ・ラガッツィ 戦国少年西方見聞録(7)

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