今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね(7)
驚愕・壮絶・戦慄の問題作。恋が殺意に侵される――美しくもグロテスクなダーク・ラブ≒サスペンス。
神城卓が片思いの相手・花園魅香に出会った時、ふとよぎったのは「花園の喉元を傘で突き破る」という明確な殺意のビジョンであった。残虐で、残酷で、残忍な世界に囚われた少年が、抗いの果てに辿り着くのは希望か、絶望か!?
ついに花園と再会することができた神城。ほんのわずかの邂逅であったが、お互いの想いを確かめ合うとともに、彼女の恐るべき殺意の力を知ることになる。そして、神城たちルーディメントはネイブ奪還作戦を開始する。しかし、その裏ではネイブの身体を一発の銃弾が貫いていた‥‥ ネイブの生死は、果たして――‥!?
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