ブラックガルド(5)
『デビルズライン』の花田陵が描く、
自由と愛のダークファンタジー、ついに完結!
突如現れた化け物「ショウジョウ」に、世界は蹂躙されていた。
凶暴な力で人に牙をむき、少しでもショウジョウに傷つけられた者は
あるウイルスに感染し同じショウジョウとして蘇ってしまう。
人々は「空中都市」を作り、「ガルド」と呼ばれる討伐部隊を組織して
ショウジョウに対抗していた。
自分のために生きるのか、愛する人のために生きるのか。
あるいは、死を選ぶのか──。
誰もが自分と向き合いもがく中、
“飛行型”を一掃するための「アリアケ作戦」が始まった。
川上の「声」でショウジョウたちを焚きつけ、
翼が生えたクリスが空を飛び飛行型を誘導する役を担う。
そして、クリスを地上から援護するのは南。
危険だが成功すれば成果の大きい作戦の行く末は──。
そして、週末へと向かう物語が辿り着く先は──。
「自分のために生きろ。私たちは自由だ」
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