ベアゲルター(6)

著:沙村 広明
定価:770円(本体700円)

不倶戴天の牝犬どもが、互いに陥ちた落とし穴。底に拡がる賽の河原で、重ねた転石(コロシ)の積み(罪)比べ!! ドイツ、チャイナ、そして日本へ! 中国の売春街で起きた謎の殺人…それはやがて、日本の某・広域暴力団内部での現金盗難事件と結びつき、“売春島”と称される孤島にて、予期せぬ火花となり炸裂する!! ネオ時代劇『無限の住人』、『波よ聞いてくれ』の美麗絵師・沙村広明が、情慾(エロス)と暴力(バイオレンス)を完璧に融合させ描いた“叛逆ずべ公アクション”にして、不道徳なるエンタテインメントの決定版!! 救い難き悪党どもを「絶対」に「絶命」させるエクスタ死ィ(=官能的絶頂死)とは、悪にとっての救済なのか!? 重過ぎる罪を贖(あがな)えるのは…命だけ―――。



ドイツ、中国、そして日本へ――! 拉致された復讐鬼・ナミ。片や“飼い主”である製薬会社への忠誠が揺らぐ暗殺者・ジェマオ…。かつて殺し合った2匹の牝犬は、時を同じくして石婚島に隠された闇を知る。知れば二度と生きては島を出られぬ“闇”を…!! 『無限の住人』『波よ聞いてくれ』の沙村広明が、1つ積んでは女のため、2つ積んでも女のため、に描く…背徳のエンタテインメント。これが“叛逆ずべ公アクション”だ!!

ベアゲルター(6)

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