ワールド イズ ダンシング(4)

著:三原 和人
定価:715円(本体650円)

シェークスピアより昔に世阿弥がいた。「わびさび」の走り、世阿弥がいた。庶民の代表者である芸能者が、国を、社会を変える! 世阿弥こと鬼夜叉は、父親・観阿弥の命令でとりあえず舞っている美少年。観阿弥が頭をつとめる人気の一座・観世座に所属しているが、何故舞う必要があるのか常に疑問に思っている。そんななか、ある小屋で、貧弱な体と枯れた声、下手な動きで舞う女を見かけた。いいはずないのに、その姿に鬼夜叉は「よさ」を強く感じた。彼女の死で「舞をすること」の必要性を感じた彼は、自身の「身体」と「舞」を深めていく――。今巻では、鬼夜叉が初めての「敗北」を経験したのち、そこから何かを学び、また一歩「能」の誕生に近づいていく――。熱き中世ダンスレボリューション!!

ワールド イズ ダンシング(4)

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