水無月家の許嫁 ~十六歳の誕生日、本家の当主が迎えに来ました。~(1)
唯一の家族である父を奇妙な病で亡くし、天涯孤独となった少女・水無月六花。生きる理由を見失った彼女の元に、水無月家の当主を名乗る青年が現れ、衝撃的な事実を告げる。
「僕とあなたは”許嫁”の関係にあるのです」
六花はこの日まで、何も知らなかった。
父のこと、一族の掟、水無月家が、羽衣伝説に代表される「天女の末裔」であることを――。
©友麻碧・水辺チカ・花邑まい/講談社
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