老犬とわたし~妹は64歳になりました~

著:青色 イリコ
定価:990円(本体900円)

「寂しいけど、悲しいんじゃない」
犬が残してくれた温かい思い出に涙する読者、続出。

5組の老犬と飼い主の、最期のひとときを描いたオムニバスエッセイ。

-第1話-
飼い主の元気がない時、いつもお腹を出して元気付けてくれていた、シェットランド・シープドッグのメイ。
「年老いて治療を断念せざるを得なくて、動くのもやっとな状態でも、必死にお腹を出して元気付けようとしてくれたね」

-第2話-
長期にわたって介護が必要になったトイ・プードルのケリー。
「どれだけ大変な介護でも、ケリーがくしゃみをするとまだ元気だって思えて、頑張れたよ」

-第3話-
おてんば犬で言うことを聞かない、ラブラドール・レトリバーとスタンダード・プードルのミックスのココ。
「いつも完璧であろうとしていた私にとって、あんたとの泥まみれの日々はかけがえのない宝物だよ」

など、著者である青色イリコの実体験をはじめ、取材に基づいた5つの実話を収録。
読むと虹の橋を渡ったあの子に会いたくなる、今飼っている子に感謝を伝えたくなる、そんな優しい愛の物語。

老犬とわたし~妹は64歳になりました~

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