アンメット ーある脳外科医の日記ー(10)

著:大槻 閑人 原作:子鹿 ゆずる
定価:759円(本体690円)

暴走トロッコの進路を切り替え、5人を救うために1人を犠牲にすべきか?
脳外科医が導く「トロッコ課題」の正解とは。そして迫られる、生命の選択。

日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。

西島グループによる綾野病院の買収計画が進む中、厚生労働省が主導する地域医療構想会議が開かれる。一方、事故で重傷を負った父・勲の代理を務める綾野は、過疎地医療の現実を目の当たりにしていく。

錯綜する事情の中で、綾野が選び取る医療の形。そして三瓶が巻き込まれる、モラルジレンマ。

「地域医療構想」「穿通外傷」のエピソードを収録。

アンメット ーある脳外科医の日記ー(10)

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