王子、婚約破棄したのはそちらなので、恐い顔でこっちにらまないでください。(1)
私の婚約者だった王子は、隣国の王女と結婚するため、みんなの前で私に婚約破棄を突きつけた。私情を押さえ込み、私は、婚約破棄を受け入れると返事をした。そのとき。
「ハイ、じゃあ、オレ、平民ですけど新しい婚約者に立候補します!!」
という声が。乱入してきたのは、物語から抜け出してきたかと思うほどめちゃくちゃ好みの男子だった…!
©真曽木トウル・三枝えま・足立いまる/講談社
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