人類の叡智を集めた未来都市《NO.6》。そこで未来を約束された超エリートとして育った紫苑は、12歳の誕生日の嵐の夜、「ネズミ」と名乗る傷付いた少年を匿ってから、運命が急旋回。壁の向こうの町・西ブロックに追われ、ネズミとともに命を懸けて生きることに……。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? あさのあつこの大ヒット近未来SF小説を、新鋭・木乃ひのきが完全コミカライズ。紫苑とネズミ、2人のあまりに過酷な青春を描きつくす…!
紫苑とネズミがようやくたどり着いた矯正施設の地下奥深く……。そこには巨大な洞窟があり、怪しい人影が……。茫然と立ち尽くす紫苑に、“老”と名乗る人物は、《NO.6》成立に関わる恐ろしい秘密を明かす。そしてネズミが、自分の悲しい過去を語り始めた……。《NO.6》よ、お前はどこまで残酷なんだ……! 物語が更に深化する第6巻!
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