信州上田の真田家は、その智略と機略で恐れられた。忍者・真田十勇士の活躍を織りまぜた歴史巨編を作画・横山まさみち、原作・宮崎惇のコンビで描いた。
横山まさみち(1930~2003)。文芸ものやドキュメント、「風林火山」「太平記」「奥州藤原四代」「坂本龍馬」などの歴史、艶笑コミックと幅広い分野で《日本人の魂とロマン》を描いた。
宮崎惇(1933~1981)。長野県小諸市生まれ。SFや時代小説を巧みにし「消された日本史」「戦国忍者伝」のほか作品多数。
戦国時代、信州上田の豪族真田家は、徳川勢や北条勢と日夜抗争を繰り返していた。豊臣秀吉没後の天下は、秀頼を奉じた石田三成と家康の覇権争いとなる。天下分け目の関ヶ原の役に真田一族は、父昌幸と次男の幸村が西方へ、長男信幸が東方へと袂を分かつ。一敗地にまみれた父子は、再び大坂冬・夏の陣へと出陣。戦乱にあけくれる世の中に家名を残す智略と機略、忍びの者・真田十勇士の活躍を織りまぜて描く歴史巨編《真田戦記》!
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