ある日、学校で急遽集会が開かれた。そこで告げられたのは2年B組の玉城碧が亡くなったという知らせだった。先週まで碧と付き合っていた北島はその知らせに耳を疑った。
美人で明るかった碧は学校では一目置かれる存在だったのに、そんな彼女がなぜ急にー。先週、別れを告げた自分のせいなのか、と悩みながらも、なかなか碧が亡くなった事実を信じられないでいた北島。そんな北島の前に、碧とクラスも部活も同じだった瑠以が現れる。
瑠以は想いのこもった物を触るとその物に関連した過去を見ることができる能力を持つ。そこで、碧が作ったお守りに触れ、過去を見てみるとー。
©葛城かなで/講談社・pixiv
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