遊郭で働く初音(はつね)は、小さい頃に負った火傷のせいで「傷モノ」と呼ばれ雑用を
する日々が続いていた。
ある日、初音は遊郭一の花魁・時雨(しぐれ)の世話係をすることに。
普段は髪で隠れている傷跡を時雨に見られてしまいショックを受ける初音だったが、実は
時雨にも男であるという大きな秘密があった。
「これからはボクが初音を大事にするからね」と約束してくれた時雨のもとで侍女として
働くことになった初音。ふたりの距離はしだいに縮まっていき、時雨に「初音の全部を知
りたい」と熱く求められて…!?
©月森のえる
+ もっとみる