諸刃の博徒 麒麟(1)

著:土屋 多摩 原作:村尾 幸三
定価:565円(本体514円)

時は幕末、一人の博徒が激動の時代の流れに抗うように生きていた。義のために命をも賭すその男の名は、諸刃の麒麟といった。生き様そのものが博奕の麒麟は、黒船の下士官や江戸の大侠客らを向こうに回して、一歩も退かずに勝負を挑む…!


品川沖に再来した黒船の下士官・マイケルが、物資補給金の支払いを誤魔化そうとしていた。武州狭山藩の藩主・村上定守は、弱腰の幕府に業を煮やし、自ら黒船に乗り込むと言い出した。それを聞いた麒麟は、大恩ある藩主のために勝手に黒船に乗り込み、マイケルにサイコロ勝負を挑むが…!マイケルとの勝負を描く「貪婪の黒船」編、江戸の大侠客・大門鉄次郎との因縁を描く「火事場の親分」編の2編を収録!

諸刃の博徒 麒麟(1)

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