東京、六本木。すべての欲望が溢れ、乱れ、踊るこの街に、ひとりの不良少年が降り立った。そこで目撃するのは、これまでにない大きな地殻変動。利権を非顕在化し、暴排条例のため地下に潜った“不良”たち。暴力とカネという地下水脈は、警察の目が届かないところで激流となり、少年は否応なく飲み込まれていく――――。
新しいタイプのアウトローが蠢く現在の“ロッポンギ”を『破道の門』で現代ヤクザ社会を活写した漫画家と新進気鋭の六本木“アウトロー原作者”が抉る!!
堂々のネオ・クライム・アクション!!
大和壮兵、19歳、不良少年。久里浜少年院を出院し、そのまま六本木へ向かう。同行したのは不良時代の兄弟分、木嶋。クラブで出院祝いの最中、ニューアウトロー"暴走連合"が襲撃。現場は修羅場と化す。大和は事件に巻き込まれ、"不良<ヤクザ>"超野豪と出会うーー。警察が把握しきれない、まったう新しいウラ社会の真実を描いた六本木アンダーグラウンド叙事詩
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