「俺の周りでは よく人が死ぬ」ゲンジに次々と迫る奇妙な「死」。それは子供の頃にゲンジが殺したかもしれない友人の呪いなのか? ひとつの「死」の謎が解かれるたび、さらに深まる最初の「死」に秘められた恐るべき真実。謎を解くカギは美しきカリスマ・冬夜。そしてゲンジ自身の 「記憶」。『金田一少年の事件簿』天樹征丸と『絶愛』尾崎南の初タッグによる、過去と記憶と死を巡るサイコミステリー。
幼いころに友達の少女が死んでから、ゲンジの周りでは身近な人が死に続けていた。ある日出かけたライブハウスで出会ったのは死神のような雰囲気を纏った少年、冬夜。冬夜の歌声に運命のようなものを感じたその夜、ゲンジの周りでまた身近な人に死が訪れる。冬夜はいったい何者なのか? そしてゲンジの周りに次々と“死”が訪れるわけとは? 次々と死を招きよせながら二人の少年は否応なしに魅きよせられていく。
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