憧れの兄・逢沢傑はU-15日本代表にして鎌倉学館サッカー部主将。その陰に隠れるどころか、あだ名は「ミスターノーゴール」の弟・逢沢駆は精神的に弱く、ストライカーとしての自信を失っていた。そんな二人を襲った交通事故が全てのはじまりだった。駆は兄の心臓を移植されることで一人生き残った駆は、一度はサッカーをやめることすら考えたが、兄が抱いていた世界を目指す強い意志を知り、再びストライカーの道を歩き出す決意を固めた!
皇帝来日! ドイツ代表の天才リベロ、カール・フォン・ゼッケンドルフ。傑が同世代で唯一、一対一で勝てなかった男が所属クラブのツアーで来日、五輪代表と対戦する。その報せは、駆の心臓に止まぬ高鳴りをもたらし‥‥。代表としてピッチに集結した駆、荒木、四季たちの前に、懐かしい「背番号10」が姿を現し、いま「最後のレッスン」が幕を開ける!
+ もっとみる