手塚治虫

子供のころから偉人なの？
そのカゲには“大人の支え”があった！！少年少女時代をクローズアップした新しい人物伝創刊！！

鉄腕アトムを生んだ漫画家

手塚治虫は17歳で4コマの新聞漫画「マアチャンの日記帳」でデビューしてから、60歳で亡くなるまでの43年間の漫画家生活で、約15万枚の原稿を描いたといわれております。漫画の作品タイトル数はおよそ700余りありますが、これだけの質と量を支えてきた秘密の一端は子ども時代にあります。この本にも一部描かれておりますが、手塚治虫は子どもの時から漫画は勿論の事、アニメーション、映画、読書、昆虫、宇宙、作文、お芝居、落語等、なんにでも興味を持つ、大変好奇心の強い子どもでありました。それが全て血となり、肉となって、漫画家としての創作活動の糧になっています。
この本を読んで、さらに手塚治虫の遺した作品に興味を持っていただけましたなら幸いです。――株式会社手塚プロダクション出版局長　古徳稔