高校生・如月亜音は予知能力に覚醒した。その予言は、人々が怖れるほど的中する。彼は予言した事故で家族を亡くした同級生に恨まれ、クラスで孤立してしまう。しかし、それは彼の運命の歯車が動き出したにすぎない。ある日、学校内で突然空間が裂け、亜音は自分のことを「エンゲージ」と呼ぶ謎の集団に襲撃された。絶体絶命の彼を助けたのは、軍服姿の集団。彼らもまた亜音を求め、次元の向こうから来た人々。「エンゲージ」と呼ばれる如月亜音の存在が意味することとは。そして、彼が予言した絶望の未来を回避できるのか！
２０１Ｘ年東京。北関東大震災を予言した少年、如月亜音。亜音は、自分がふたつの世界の要である「エンゲージ」という存在であり、自分の存在がふたつの世界の運命を握る！ 運命を受け入れた亜音は、その力を必要とする多次元世界の勢力ゼーラントのキース准将とともに多次元世界へ旅立つ。「エンゲージ」としての能力を制御する術を得るため、亜音はゼーラントの軍事学校に入学するが。風雲急を告げる大超能力叙事詩、第２巻！
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