学生寮が建て直され、当初の予定通り妖怪アパートを出て行くことになった夕士。だが、そこでの生活は、コミュニケーションが希薄でちょっとしたことでも誤解されることが多い日々だった。ある時、思い悩む夕士は偶然佐藤さんに再会し……。 そして、アパートに夕士は帰ってきた。温かく夕士はみんなに迎えられ、ひょんなことからある古書を手にする。すると夕士に不思議な力が…。
和歌山県生まれ、大阪府在住。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)や「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の人気作家。
漫画家、イラストレーター。『少年シリウス』(講談社)にて「妖怪アパートの幽雅な日常」を連載中。また『電撃大王ジェネシス』(アスキー・メディアワークス)にて「かのこ模様」を『good!アフタヌーン』(講談社)にて「ロケットスターター」を不定期連載中。
妖怪アパートの幽雅な人々
妖怪アパートの幽雅な食卓