鷹狩り名人と鋭い爪を持つ若鷹の絆を描く。東北地方の山あいの村で“鷹狩り”の伝統を守る年老いた鷹匠は、一羽の若鷹に渾身の調教を続ける。激しく抵抗していた若鷹はやがて人間と信頼関係を結んでいく。
1939年、秋田県生まれ。血液型A。高校卒業後、地元の銀行に就職。1969年「ガロ」に投稿した『長持唄考』が入選。1970年『みなぐろ』を発表後、銀行を退職して上京。代表作は『釣りキチ三平』『マタギ』『幻の怪蛇』『釣りバカたち』等々。1974年、講談社出版文化賞・児童まんが部門受賞。