内容紹介
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。優しい父と強い母、そして四姉妹の女系家族。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。
青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。
しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。
少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
目次
- 一番鶏
- 少国民
- 戦争ごっこと男の子
- あいの針仕事
- 勤労乙女
- 飛来
- 名古屋生まれ
製品情報
製品名 | あとかたの街(1) |
---|---|
著者名 | 著:おざわ ゆき |
発売日 | 2014年06月13日 |
価格 | 定価 : 本体680円(税別) |
ISBN | 978-4-06-376999-9 |
判型 | B6 |
ページ数 | 176ページ |
シリーズ | KCデラックス |
初出 | 『BE・LOVE』2014年第2~6号、第8号 |
お知らせ・ニュース
関連サイト
ドラマ×マンガ「あとかたの街 ~12歳の少女が見た戦争~」公式サイト
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=23978

映像化
TVドラマ|ドラマ×マンガ「あとかたの街 ~12歳の少女が見た戦争~」 2020年8月14日(金) NHK BSプレミアムにて21:59~放送
原案:『あとかたの街』
著:おざわゆき
ドラマ×マンガ「あとかたの街 ~12歳の少女が見た戦争~」
出演:木村多江、桐山 漣、吉行和子 ほか
著:おざわゆき
ドラマ×マンガ「あとかたの街 ~12歳の少女が見た戦争~」
出演:木村多江、桐山 漣、吉行和子 ほか

特集・レビュー
第44回日本漫画家協会賞大賞受賞作「あとかたの街」「凍りの掌」2冊同時刊行記念 おざわゆき特別インタビュー|コミックプラススペシャルサイト