大分県臼杵で青年時代を送った勇午が兄弟のように育った”兄貴”田卓林は、その後母国・台湾随一の企業家として大成功を収めた。その卓兄が突然失踪してしまい、依頼を受けた交渉人・別府勇午は卓兄を捜すために台湾の地に降り立つ。国を憂い愛する田卓林の夢は台湾独立。行方不明になった彼が、台湾に激震を走らせる。「勇午」史上かつてないスケールで描かれる「勇午-台湾編-」のノンストップな展開から目が離せない!
田卓林の行方を追う勇午の前に立ちふさがったのは、台湾の歴史を舞台とした男達の様々な思惑。台湾政府当局に拉致され、首筋に動脈に巻きつく金属の輪を埋められた勇午は一方的に依頼を通告される。しかし身体に遠隔操作で締められる「枷」を宿しながらも勇午は、揺らぐことなく信念を貫いた交渉を開始する!
+ もっとみる