戦国の世、尾張を治める織田信長は、若干17歳にして、戦国大名としての頭角を表していた。その信長が最も大事に想う存在――それは双子ゆえ忌み子として里子に出された妹・花梨。乱世を平定し、花梨が幸せに暮らせる太平の世「天下布武」を実現させるのが信長の夢だった。しかしその夢は、敵の奇襲により志半ばで絶たれてしまう。絶望する花梨に家臣から信長の影武者として生きて欲しいとの申し出が…。花梨は兄の夢を継ぐため、ある恐ろしい契約をする…! 戦国の世を新しく描く、ドラマチックストーリー!
花梨は、双子の兄・織田信長の影武者として、亡き兄の遺志“天下布武”を、血を流さずになそうとしている。しかし戦をしないことは、力を借りた悪魔との契約違反だった……。北近江の浅井長政を仲間に引き入れようとする花梨に、悪魔は、秀吉の長政への嫉妬心を利用して、長政と花梨の間を戦いに導こうとする。恋と友情の争い勃発! 果たして仲間達の絆は守れるのか……!?
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