内容紹介
志に生きると決めた男。愛し方を知らない女。疼く感情の名を、知るまでの物語。
時は幕末。命を狙われた革命家・高杉晋作は、長州を離れ、馴染みの芸妓・おうのを偽りの妻として身を隠していた。革命の渦から距離をとり、ただの男として日々を過ごす中、晋作の胸を疼かせる、ある問い──。
自分は、なぜこの女を連れてきたのか。
この女は、なぜ自分についてきたのか。
追われ、逃げ延び、焦がれ、傷つき、
その果てを探す男と女の物語がいま、幕を開ける──。
時は幕末。命を狙われた革命家・高杉晋作は、長州を離れ、馴染みの芸妓・おうのを偽りの妻として身を隠していた。革命の渦から距離をとり、ただの男として日々を過ごす中、晋作の胸を疼かせる、ある問い──。自分は、なぜこの女を連れてきたのか。この女は、なぜ自分についてきたのか。追われ、逃げ延び、焦がれ、傷つき、その果てを探す男と女の物語がいま、幕を開ける──。
目次
- かりそめの夫婦
- 美しい病
- カルマの糸
- 春葬
製品情報
製品名 | 疼く春 |
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著者名 | 著:会田 薫 |
発売日 | 2015年09月07日 |
価格 | 定価 : 本体581円(税別) |
ISBN | 978-4-06-380796-7 |
判型 | B6 |
ページ数 | 160ページ |
シリーズ | KCx |
初出 | 『ITAN』2014年19~22号 |