異才、冲方丁(うぶかたとう)初の時代小説にして、数々の賞を受賞したベストセラーを実力派絵師・槇(まき)えびしが爽快に描く新感覚時代漫画! 算術の達人、関に誤問を出してしまった春海は傷心のまま“北極出地”へと旅立つ。だが観測隊を率いる建部と伊藤という、算術を愛する二人の老人に出会ったことがこの旅を幸福なものに変えてゆく――。
挿画、短編漫画などを経て、現在は漫画連載を主に活動。端麗風雅な絵柄で人気上昇中。主な連載作品は『天地明察』(原作 冲方丁) 『朱黒の仁』など。
1977年2月14日生まれ。1996年、『黒い季節』(角川書店)でデビュー。その後『マルドゥック・スクランブル』(日本SF大賞受賞)『シュピーゲル』シリーズ『シュヴァリエ』『蒼穹のファフナー』『ヒロイックエイジ』『カルドセプト』など、全メディアの枠を軽々と越え、創作の場を拡大する「文芸革命児」!!! 『天地明察』は初の時代小説。