大ヒット漫画「失恋ショコラティエ」、「脳内ポイズンベリー」の水城せとな、初の文章での創作! 画はチョコレート専門店「テオブロマ」のパッケージイラストが人気の樋上公実子、 二人のコラボでお菓子と姫君にまつわるビタースイートストーリーが誕生! 自力で目覚めた眠り姫、被害妄想気味の白雪姫、恋愛依存症の人魚姫など……おとぎ話でおなじみのキャラクターを現代女性とも重なるような味付けでアレンジした大人向けのおとぎ話。画家、樋上公美子の絵がその物語世界を具現化し、少し残酷で、皮肉の効いた、耽美的な絵物語。 王子の迎えが来ないまま、自力で目覚めた眠り姫が受け取った招待状――。それは、女王様の館でのお茶会への誘いだった。夕暮れ時のティールームで、おとぎ話の姫君たちが繰り広げるそれぞれの「ガールズトーク」。やがてそれは奇妙な結末を迎える――。漫画家・水城せとな初の文章創作は、画家樋上公実子とのコラボレーションで送る、大人のためのおとぎ話!
漫画家。代表作に『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』。作詞や文章などの創作もあり、多方面で活躍中。
画家。代表作に『おとぎ話の贈り物』(文・小川洋子)ほか。チョコレート専門店「テオブロマ」のパッケージイラストや、本の装丁画などを手掛ける。