戦場ヶ原ひたぎ。阿良々木暦がある日受け止めた少女。そう、彼女の体には―体重がなかった。1匹の“蟹”に行き遭い、体重を根こそぎ持っていかれていた。化物は、はじめからそこにいる。いつも。どこにでも。『掟上今日子の備忘録』西尾維新×『エア・ギア』大暮維人で贈るこれぞ新たな怪異! 怪異! 怪異! 新しく、今巻き起こる〈物語〉!
阿良々木暦が神原駿河と共に訪れた神社で目にしたのは、ブツ切りの蛇・打ち付けられた厖大な雑言という凄惨な光景。そんな惨状に絶句する暦の脳裏をよぎったのは何故か、長らく忘れていた妹の友達・千石撫子の名前だった。西尾維新×大暮維人で贈るこれぞ新たな怪異! 怪異! 怪異!名無くとも、皆に宿りし〈物語〉!
©NISIOISIN/Oh!great
+ もっとみる