内容紹介
日本を代表する電機メーカー・テコットの会長を退いた島耕作は相談役に就任する。テコットの枠にとどまらず日本の経済活動に貢献するためだ。そんな島のもとを悩める風花凜子社長が訪れた。風花は、自分より若い彼女に嫉妬し、難癖をつけてくる取締役連中に縛られ、自らのプランを実行できないと思いを吐露。窮地のなか、「テコットを委員会設置会社に変更する」という大胆な構想を島に提案した。実現すれば、報酬や人事の透明性を高めることができるが、プロパーの取締役を減らし、社外取締役を増やす必要があるという。そのためには、取締役会で賛成を得なければならないが、もちろん会議は紛糾してーー新型コロナウイルスが猛威をふるう中、未来のテコットのため、島も動き始める。
製品情報
製品名 | 相談役 島耕作(2) |
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著者名 | 著:弘兼 憲史 |
発売日 | 2020年09月23日 |
価格 | 定価 : 本体640円(税別) |
ISBN | 978-4-06-520753-6 |
判型 | B6 |
ページ数 | 192ページ |
シリーズ | モーニング KC |
初出 | 『モーニング』2020年8号、10号、12号、14号、16号、18号、20号、23号、25号、28号 |