前世では魔術に見惚れて命を落としてしまったほど、魔術を愛しているサルーム王国の第七王子・ロイド。城の地下に封印されていた魔人・グリモワールを従えるほどの実力を持ちながらも、目立つことなく魔術を追究する生活を目指していた。隠そうとしても隠しきれない魔術の実力で、魔獣に言うことを聞かせたり、付与魔術を越えた存在――魔剣を作ったりと、意外に忙しい日々を過ごすことに。ある夜、ロイドを狙う存在が現れた。それはロイド以外は気がつかないほど気配を消すことに長けた、暗殺者ギルドの一員!
だが、ロイドを襲った理由は誤解からで――!
気ままに魔術を極め――ようとするのも意外と大変です!?
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