二学期。文化祭でメイド喫茶をすることになったレイたちは、その準備に勤しんでいた。
一方そんな中、学院にはとある噂が広まる。
それはレイたちの先輩である、生徒会長レベッカの婚約発表だった。
レベッカを祝福するレイだが、彼女はどこか物憂げな様子。
どうやらこの婚約発表の裏には、なんらかの陰謀がうごめいているらしい。
見え隠れする、七大魔術師のひとり――虚構の魔術師の影。
そして暗躍する優生機関。
レイはレベッカの妹のマリアとともに動き出す。
大切な先輩を救うために。そして、すべてを終わらせるために……!
世界に顕現する真紅の冰。それは彼らを導く。確かな未来へと――。
コミカライズも好評連載中の王道学園ファンタジー、待望の第三弾!
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