「オルン・ドゥーラ、お前には今日限りでパーティを抜けてもらう」
パーティ事情により、剣士から、本職ではない付与術士にコンバートしたオルン。
そんな彼にある日突然かけられたのは、実力不足としてのクビの通告だった。
身体能力も、使用できる魔術も平均的で、突出するものを持たない――。
そんなオルンの取柄は、凡人でも努力すれば手に入れられる技術を、
すぐに身に付けることができること――まさしく『器用貧乏』だ。
ソロでの活動再開にあたり、オルンは付与術士から剣士へと戻る。
だが、付与術士だったことは決して無駄ではなかった。
勇者パーティ時代に培った知識、経験、そして開発した複数のオリジナル魔術は、
オルンを常識外の強さを持つ剣士へと成長させていて……!?
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